「経営ビジョン発表会」当日のスケジュール(例)の順にポイントを説明しています。
↓スケジュール(例)

前回までで、「経営戦略」まで説明しました。
今日は現状の人材レベルからです。
⑦現状の人材レベル
ここは伝え方に要注意です。
社員の「弱み(課題・問題点)」と「強み(よいところ)」がまとめます。
とくに、弱み(課題・問題点)の方に敏感に反応し、
「社長は自分たちをこんなふうにしか見てくれていないのか」と感じる人もでてくる可能性があります。
対策として以下の3点を伝えましょう。
・「弱み」は必ずしも全員できていないというわけではないこと
・一部の人ができていないこともすべて挙げているということ
・自分(社長)自身の「問題点」も含まれているので、みんなと一緒に課題として取り組みたいということ
⑧5年後の社員人材像
5年後の事業計画を実現するために必要な人材像です。
なぜそのような人材のレベルが必要なのか簡潔に伝えましょう。
⑨ギャップを埋めるための課題
ギャップとは、⑦現状の人材レベルと⑧5年後の社員人材像との間のギャップです。
このギャップを埋めるために重要になるスキルや役割について解説しましょう。
ここも細かい解説は必要ありませんが、「評価基準の内容にも反映」していきます。

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「経営ビジョン発表会」当日編vol.6
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「経営ビジョン発表会」下準備編
それでは、失敗しない経営ビジョン発表会の進め方をこれから話していきます。
中身についてご紹介する前に必要な事前準備からお話します。
やはり下準備をしっかりすることで発表会当日の伝わり方は全然ちがってきます!
まず、
当日のスケジュールをきちんと作成する。
内容ごとに時間をきちんと割り振り、誰がどの部分の発表を担当するのか決めて、スケジュールに盛り込みます。
そして、できれば当日発表者や社長以外から司会担当を決めておきます。
司会者と発表者が同じだと、司会席から発表席に移ったりしなければいけないので、
ドタバタして見えるからです。
資料の準備
資料は下記の7種類を使います。
・経営ビジョン発表会式次第
・ビジョン実現シート
・経営計画書
・組織図
・経営ビジョン発表会レジュメ
・詳細スケジュール
・ジョブヒアリングシート(記入例・記入用紙)
これらを1つのファイルにまとめて綴じて、表紙には、プロジェクト名と社員の名前のシールをしっかりはり、
全員に配布します。
リハーサル
中小企業では、発表の場に慣れていない幹部の人が多いものです。
リハーサルをやることで、本番は安心感が得られ、自信をもってしゃべることができます。
社員への伝わりかたも会の締まり具合も格段にレベルアップしますよ。
開催場所の選定
開催場所も適切な場所を選びましょう。
これは社内でやるか社外でやるか大きく2つに分かれると思います。
社内でする場合は、会議室やオフィススペースを使います。
社外の場合はホテルや会議室を借りて行うことになるでしょう。
弊社では、今までの経験から、ホテルなどを借りることをオススメしています。
理由は2つあります。
・社員に特別感をもってもらう
・経営側も社員側も緊張感をもって参加できる
また、経営ビジョン発表会後は、社員全員で参加する「懇親会」をもちましょう。
将来の会社の方向性やビジョンを聞いたあとに、社員全員で共有をはかり、ベクトルを合わせることができます。
さて、次回はいよいよ発表会当日についてです。
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経営計画書を【絵に描いたもち】にしないためにvol.5
「経営計画書を【絵に描いたもち】にしないためには」というテーマでお話しています。
前回は戦略を社員に実践してもらうには具体的にわかりやすく仕事の『場面』に落とすために評価基準を使うというお話をしました。
そこで下のような【評価項目例】をつくりました。
(1)お客様からの電話でのお問い合わせには8時間以内にお答えしていたか
(2)平均回答時間
(3)8時間以内の回答率
このうち(2)と(3)については数値で評価できます。
あらかじめ、判断基準を示しておいてあげましょう。
(2)平均回答時間
(総対応時間/全対応件数)
S評価;3時間以内
A評価;3時間以上5時間以内
B評価;5時間以上8時間以内
C評価;8時間以上9時間以内
D評価;9時間以上
(3)8時間以内の回答率
(8時間以内に解答できた件数/全対応件数)
S評価;100%
A評価;98%以上
B評価;96%以上
C評価;95%以上
D評価;95%未満
社員の中には難しいお客様の質問は後回しにし、楽なものだけ回答していく。
その結果、平均的な回答時間は早いが1部のお客様の回答だけ残ってしまうという状況も出てくるかも知れません。
この2つの評価項目があればそれでは評価結果は良くなりません。
これも会社のスタンスを社員に対して示すことにつながります。
このように、数値に落とせるものはできるだけ数値に落として行きましょう。
評価するほうも楽だし、評価される側にとってもわかりやすくなります。
こうして、他の仕事や全部署についての行動基準を評価項目として作成することによって、
「評価項目にもとづいて社員が行動、実践」
↓
「計画の実現」
↓
「戦略の実現」
↓
「目標の達成」
と結び付けて行きます。
そう、人事評価制度は会社の目標達成のためのツールなのです。
次回は評価項目への落とし込み方の具体例を他の業種、職種の例で実践してみ
ましょう。
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経営計画書を【絵に描いたもち】にしないためにvol.2
経営計画書を【絵に描いたもち】にしないためにはどうしたらよいか、というお話
の続きです。
企業の経営をわかり易いように航海に例えると・・・
A.業績=運行距離
B.理念やビジョン=目的地
C.戦略・計画(戦術)=運行経路
ということになります。
この中で、特に『C』の部分がはっきりと具体的に示されていないと
社員の行動には落とすことはできません。
計画部分が社員一人ひとりの役割として
仕事の中でどう行動すればよいのかがわかるようなものになっていない限り
行動しようと思っても無理だからです。
ところが、中小企業の経営計画を見せてもらうと
この部分がかなり抽象的であいまいな表現となっているものが非常に多いのです。
例えば
「お客様サービスの質の向上」
という戦略に対して
「お客様のことを第一に考え、感謝の気持ちで接する」
という計画・・・。こんな感じです。
これで果たして社員は日常の仕事の中で「サービスの質向上」
のための行動を取れるでしょうか?
多分それは無理でしょう。
なぜかというと、
「お客様のことを第一に考える」基準も「感謝の気持ち」の基準もそれぞれの人でバラバラだからです。
この基準を会社の基準はどのレベルなのかということを統一して行かなければなりません。
ちょっと考えてみましょう。
「お客様のことを考え」の部分ですが、
『お客様のことを第一』に考えるということは考える順番が『第二』『第三』になる対象があるということです。
つまり、『お客様第一』というのは優先順位のつけ方を表現したものとなります。
対象の代表的なものは『社内』でしょう。
ここで一つ基準ができますね。
「社内業務よりお客様のことに関することを優先する」
少し具体的になってきました。
しかし、これではまだどのくらい優先させるべきなのかがわかりませんね。
次回、さらに具体的になるように考えていきましょう。

女性中心の会社(部署)で効果がある人事評価制度のつくり方vol.3
前回から女性中心の会社や部署で効果がある人事評価制度のつくり方のポイントについてお話しています。
そのポイントは3つ。
★具体的に
★シンプルに
★淡々と
この3つのキーワードでしたね。
前回は2番目の★シンプルに について説明しました。
今日は最後の★淡々と について説明します。
★淡々と
具体的でわかりやすいシンプルな人事評価制度ができたらそれを淡々と運用していきましょう。
例外や矛盾するような運用をしてはいけません。
あくまでも、わかりやすいルールに則って粛々と進めていきましょう。
面談等でも伝えるべきことをきっちりと伝え、
ごまかしたり、ぼかしたりせずにはっきりと結果を示しましょう。
その理由
「女性は感情の生き物だ」という人もいます。
ですから、フィードバック面談等は感情に訴えた方が納得する、と思う方もいるかもしれません。
しかし、「情」で相手を納得させるのは非常に難しいので
かえって収拾がつかない面談になってしまうことがよくあります。
私達も何度もそういう場に立ち会いました。
ですから、むしろ面談等はあらかじめ短めの時間等を設定し、淡々と実施し、
サバサバと終わらせてしまった方が次につながるものになります。
期限を決めて目標や役割を与えるのも効果的ですね。
女性はきっちりとやってくれますから。
いかがでしたか?
ぜひ3つのポイントで
優秀な女性を活かして成長する会社にしましょう。
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伸びる中小企業の条件 vol.3
みなさん、こんにちは。
いよいよ12月に突入ですね!師走というようにみなさん年末に向けて慌しい日が続く方もいらっしゃるでしょうが、
どうかお身体には気をつけてくださいね。
さて、今日は伸びる中小企業の条件、最後の
「人材育成の仕組みがある」について解説します。
これはある中小企業で実際に起こったできことです。
その製造メーカーでは、工場での品質管理の責任者を探していました。
新しく開発を行なう商品の性質から、相当高いスキルを持った人材が必要です。
あらゆる手段を通じて、採用を行なった結果、大手製造メーカーの工場で品質管理責任者を5年以上経験した、
まさにうってつけの人材を獲得することに成功したのです。
年齢も32歳。これからが十分に期待できる人材です。
社長はさっそく、新製品開発に向けての品質に関する仕事をすべて彼に任せ、開発を急がせました。
開発は順調に進み、製品は完成の一歩手前までこぎつけることができました。
しかし、そこで事件が起こったのです。
なんと、入社してまだ3カ月足らずの彼が辞めたい、と言ってきたのです。
もちろん、社長はじめ、工場の社員全員が懸命に引き止めました。
しかし、決意は固く、きりのよいところまで開発を進めるという条件で、彼の退職を受け入れることにしました。
結局、新製品のレベルもライバルの商品に比べて見劣りする品質となってしまいました。
当然、期待された実績には遠く及ばず、会社に大きな損害を与える結果となってしまいました。
せっかく自分の実力を生かせる職場が見つかったと喜んでいた、
彼が辞めるという決断に至った最大の要因は、
「この会社では、自分が成長できる見込みがない」ということでした。
「この会社には社員を育成する教育の仕組みがまったくない。
この会社にいたら、自分は周りから尊敬されるし、評価も受けるかもしれないが、
そのうち、自分の成長意欲も薄れていくような気がする」
彼はもともと、現状に満足することなく、自ら成長し続けようとする優秀な人材だったのです
「社員育成の仕組みがない」ということが、彼を失う致命傷となってしまったのです。
いかがでしたか?
成長している中小企業の3つの条件についてかいてみました。
3つの条件とは
1、会社のビジョンが明確
2、女性管理職が活躍している
3、人材育成の仕組みがある
の3つでした。みなさんの会社はどうでしょうか?
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人事評価制度の導入を失敗しない為にvol.1
今回はこれから人事評価制度づくりに取り組もうという方が
失敗しないためにどのような問題が予測され、どんな点に気を
つけなければならないのか、ということにテーマを絞ってお話し
したいと思います。
◆人事評価制度導入の失敗の原因は大きくは次の2点です。
(1)目的と手段のはき違え
(2)制度上の運用がうまくいかない
今日はこの中から
『目的と手段のはき違え』
についてお話します。
「人事評価制度の設計・導入」も企業内の改革ですからその目的
をはっきりさせなければなりません。
しかし、この目的を間違って設定してしまうと、
会社全体で間違った方向につきすすんでしまうということになります。
当然、成果がまではつながりません。
そして、その軌道修正もかなり難しいものとなってしまいます。
この間違いをズバリ指摘すると、
●正しい人事評価制度の目的と手段
目的=人材の育成⇒経営目標の達成
手段=人事評価制度
×間違った人事評価制度の目的と手段
目的=賃金を決めること
手段=評価
と、なります。
人事評価制度は企業目標達成のための一つの手段として導入しなければならないのです。
セミナー等を行うときには毎回この点を強調しています。
しかし、セミナー後のアンケートでは
「人事評価制度の目的が人材の育成だということが初めて理解できた」といった回答も多く、
まだまだこのことを伝えていくのが必要なことを痛感させられます。
なぜ【賃金を決めること】を目的としたら人事評価制度がうまく
運用できないのか、vol.2ではその理由をお話します。
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「経営戦略」を考える方法
具体的な数値目標「事業計画」ができたら、次は経営戦略です。
「戦略とは目標を最も効果的に達成するための仕掛け、仕組み」
前項で決めた「事業計画」を実現するためにどんな取り組みをしていくのかを明確にしたものが「経営戦略」です。
作成の方法は他書に譲りますが、SWOT分析やマトリックス分析等の法を使って、分析、立案していくのが一般的です。そして、中小企業の場合、必ずランチェスター経営の考え方に忠実に作成します。
ただし、注意していただきたいポイントが1点あります。
できあがった経営戦略が、「顧客観」「競観」「主観」の3つの視点にあてはまるものであるかどうか確認することです。
・顧客観……顧客側からの視点
顧客から見てメリット、強みとなり、期待を上回ることができるものとなっているか
・競観………競合先からの視点
競争相手と比べて優れたものか、自社を選んでもらえるレベルか
・主観………自社からの視点
自社から見て市場に通用するものか
また、戦略は、最低限、次の戦略カテゴリーを満たしたものでなければなりません。
・顧客戦略・商品戦略・営業戦略・人材戦略
そして、次の戦略カテゴリーはできるだけ明確にしてください。
・地域戦略・ブランド戦略・財務戦略・生産戦略(メーカー、製造業
そのほかにも戦略カテゴリーは考えられると思いますが、このくらいのカテゴリーがあればどこかに入ってしまうと思います。

事業計画の作成
事業計画書の構成ですが、将来の損益計算書を具体的に作成していくと考えていただいてかまいません。
計画期間は5年後までがベストです。
どうしても5年先まで想定できない場合は3年計画にしましょう。
事業計画に関してもこれだけをテーマに何冊も本が出ていますから、
作成する前に1冊読んでおいたほうがよいでしょう。
アドバイスは2つ、売上と人件費に関してです
売上に関しては「前年比〇〇%増」という決め方にしない、ということです。
なぜならば、そうやってつくった売上計画には、なぜ「○○%」になるのかという根拠がないからです。
根拠のない数値計画に基づいて戦略を立てようとしても、適正なものが出てくるわけはありません。
必ず、根拠がはっきりとわかる売上計画にしてください。
根拠がわかる売上計画にするには、売上の内訳を明確にする必要があります。
たとえば、顧客ごと、商品ごと、営業所ごと、地域ごと、営業マンごと等
の区分に分類して売上を考えてみるといいでしょう。
人件費に関する計画のポイントですが、
2点あります。
まずは、人件費に関しても根拠のある数字にすること。
売上に連動させたり、社員の採用や退職に応じてきちんと増減させたりするなど、つじつまが合っている必要性があります。
決して、毎年3%昇給させる、というような単純な計画を立てないでください。
2点目は、1人当たりの人件費を毎年増加させていく計画にすることです。
なぜなら、社員のモチベーションに大きく影響するからです。









